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めまい、耳鳴り・難聴が治る「5つ」の要素とは?


めまい、耳鳴り・難聴を治すためには
「抑える」ではなく「治療する」為の要素が必要なんです。 続きを読む →

めまい、メニエールのリハビリ

メニエールは、内耳の内リンパ水腫によって、めまい・耳鳴り・難聴の症状が現れたり消えたりを繰り返す病気です。経過が長くなれば難聴と耳鳴りはずっと続いたりしますが、難聴が進行すれば逆にめまいは軽くなっていきます。


原因は現在不明ですが、ストレスが悪影響な事は確かのようです。はっきりとしたストレスが思い浮かばない方も多いのではないかと思いますが、ストレスは一 般に思い浮かぶような仕事が多忙すぎるとかリストラの危機とか、人間関係の悪さとか、離別とかそういったものばかりではなく、日常生活におけるなんでもな いような物事に対する考え方も影響するのかもしれません。ストレスが思い浮かばなくても、何かとマイナス感情になるような受け止め方をしていない か、・・・でなければならない、といったような完璧主義的考え方をしていないかなど今一度見直してみるといいでしょう。
そして、内耳の機能とか作りが、ストレスがかかった時の体への影響に弱かったのだと思います。

■めまい発作時の対策(回転性めまい)

メニエルの典型的めまい発作は数十分~数時間続く激しい回転性めまいです。
前兆がわかるケースもあるようですが、突然やってくるこのめまいが起きたらどうしたらいいのでしょうか。

めまいがおこったら、頭を動かさない様にじっと寝ているといいでしょう。1ミリも動かさない 覚悟でじっとしているとめまいは治まる方向に向かいます。悪い方の耳を上にして寝るといくぶん楽なようです。発作時は、悪心などの自律神経症状をともない ますので、つらい時はトラベルミンを飲むと自律神経症状がいくらか改善されます。安定剤が効果的な場合もあるようです。

頭を動かすと吐き気などが増して症状は改善しません。メイロンの点滴はいいようですが、基本的には脳の代償でめまいが治まっていくので無理してまで病院へ行く事はないと思います。

発作の不安に対する日常の心構え

 

回転性めまいの発作というのは、、動けなくなるような事が多いので、いつおきるかわからないので大変不安です。一番の薬は最後のめまいが治まってからの時間の経過かもしれません。

でも、不安だから何もしない、のではなく、不安だけど、やるべき事をやる。そして、ひとつ何かできると自信がつき、そういう事を繰り返す事によって、だんだん不安な気持ちは少なくなっていくのでは、と思います。
大きなめまいがない時は、仕事、趣味などに没頭して自分の症状にとらわれすぎないようにする方がいいでしょう。

それでも、発作は繰り返す事もありますが、「ふりだし」に戻るのではなく、だんだんと自分の体質には何が良くて、何が悪いかがわかってきたり、自分の体とどうつきあっていくかのノウハウができてきます。また、慣れというのもあります。
病気についての知識をもつ事も不安な気持ちを少なくするのにかなり有効です。
それでも不安はつきもの、不安をなくす、という方が無理かもしれません。でも、不安をかかえて生活しているのは、あなたひとりではありません。メニエルさんはたくさんいます。多かれ少なかれ不安感に負けないようがんばっています。
不安感はあっても、ちょっとの勇気で一歩を踏み出してみて下さい。

■その他のめまいについて

メニエールのめまいは、回転性ですが、経過中に浮動性めまいが現れる事も多いようです。
回転性めまいを繰り返す事によって、内耳の機能が低下していく事もあるのですが、左右のバランスが悪くなっても脳の働きでうまくバランスがとれるよういな ります。これを前庭代償といいます。左のイラストのように、たとえばシーソーでは重い方が中心によってバランスをとるように、めまいでは、脳がうまくバラ ンスをとってくれるようになります。
回転性めまいを繰り返すと難聴が進んで前庭機能も悪くなりますが、この働きによって日常生活では大丈夫です。
浮動性めまいの原因は様々ですが、メニエールで浮動性めまいが多い場合はこういうしくみがうまく働かない事も多いだろうと思います。
また、めまいに襲われると多かれ少なかれ不安な気持ちになりますが、不安な気持ちが体の働きに作用して浮動性めまいになっている事も多いようです。

■耳鳴り難聴について

  回転性めまいを繰り返していると、耳鳴り・難聴は消える事なく常時あるようになって、ある程 度は悪化していくようですが、ゲンタマイシンとか外科的治療をしなければ60dBぐらいで安定する事も多いようです。また、リクルートメント現象と言っ て、子供の声とか茶碗の音とかがよく響くようになりますが、耳鳴りや聴覚過敏の状態が日常生活にも支障があるほどになれば、うつ病や不安障害の傾向がある のかもしれません。うつ病や不安障害の症状は、身体的症状をより強く感じる事があるようです。
耳鳴りやリクルートメント現象は気にしないのが一番です。日常生活などで、仕事など何か他の事に意識がいくようにするといいでしょう。

■治療について

薬は内リンパ水腫を改善するための利尿作用のあるイソバイドが中心です。
病気の経過に応じて、水分摂取量法や有酸素運動やゲンタマイシンを鼓室内投与したり、手術したりなどの治療がとられる事もあります。
そういう治療の効果は、評価もありますが、個人差も大きく、治療をしたから完治するというレベルのものではないようです。
特にゲンタマイシンなどの内耳の機能をあえて低下させる治療や外科的な治療は後戻りができないので、自分の立場や環境をよく考え、医師とよく相談して下さい。
日常生活の質の向上にはめまいのリハビリが効果があるようです。

どんな治療を選択するにしても、ストレスが悪影響しているので、ストレス対策は必須です。
ストレスって仕事だとか環境の変化だとかを想像しがちなんですが、何かに対してどう反応するかというのが大きいのかもしれません。
それまであたりまえだと思っていた受け止め方もちょっと角度を変えてやる事でけっして答えはひとつではありません。
あたりまえだと思っていた反応ではない選択をしたら、それが意外と心地いい可能性はあっても、それを思いつく事はなかなかできません。
生活習慣にしても、多少の無理も乱れも自分には大丈夫なはずと思いこんでいても、実は脳や体はそうではなかったかもしれません。
そこに気がつく事は意外と大変むつかしいと思いますが、何かマイナス感情になるような事がある機会にでも、その感情を脇に置いてみて他の考え方ができないだろうかと思いめぐらしているといいでしょう。
心理学的な本や精神科的な本や宗教的な本や自己啓発的な本には何かいいヒントがあるかもしれません。
自分が変わると相手も変わり、置かれている状況が同じでも景色はまったく違ってきます。
それが長年の間に体質の変化が起きているとしたら・・・。
お医者さんに何かしてもらうという受動的な姿勢ではなく、自分でも何とかしてやろうという姿勢が大事なのでしょうね

出典:メニエールさんたちのおしゃべりパーティー